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日本の食育はよく考えられている

こんな記事が回ってきました。
「中国で日本の「小学校の給食」が大きな話題となっている理由」(ダイアモンド・オンライン)

日本人はあえて給食のことを取り上げたりはしませんが、外国人の目が入った途端に、その価値に気づかされるわけです。驚くのは中国人ばかりではありません。アメリカ人も、イタリア人も驚くのです。

この記事で触れている話題の動画というのはこれです。

なんとも普通の給食のシーンですが、再生回数が2700万を超えています。給食を扱った外国メディアの映像なら他にもありますが、バズったんですね。「いただきます」の前に食材について触れるあたりは、自分の頃にはなかった工夫で、感心しました。「食育」の実践例の一つなのでしょう。

学校が選べる場合、その学校の教育方針を検討しますが、「食育」という観点から学校をみる視点も持ち合わせたいものです。英語や数学、受験指導について学校は自己紹介しますが、「食育」を語ってくれる学校はちょっと信頼できそうな気がします。もちろんあえて語らなくても、深く考えている学校は多いのです。

もう10年ほど前になるのですが、「dancyu」という「食」の雑誌に学習院初等科の給食に関する記事が載ったことがあります。印象的な記事でよく覚えています。学習院初等科の給食の時間は私語厳禁なのだそうです。古くからの伝統だそうで、おそらく今もそうなのだろうと思います。先の映像のようにワイワイ食べる給食が楽しいわけですが、無言でただ食べることに集中すると味覚が研ぎ澄まされるかもしれませんね。仏門修行みたいで賛否両論あるでしょうが、これはこれで一つのやり方です。

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