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ノーベル賞に決まったペンローズ

世の中には物事をよく知っている人とか、頭の良い人というのはごまんといます。しかしその中で天才と呼ばれるべき人はごく少数です。最近、東大ブランドを活かしてテレビなどで活躍している人もいるようです。YouTubeで東大生がクイズでワイワイやっているのを見たりすると、確かにその知識量に驚きます。さすが東大生、つくりが違うわ、と感心します。しかしたとえ東大生であっても天才であるとは限りません。本当の天才は、とてもクレージーで、物の考え方の枠組みを軽やかにひっくり返してしまう人のことです。

その意味で、今回ノーベル物理学賞を受賞したロジャー・ペンローズは紛れもなく天才なのだと思います。桁外れの思考力、そして守備範囲の広さ。ペンローズがノーベル賞に決まったと知ったとき、学者の多くが、彼のどの業績が評価されたのだろうと考えたといいます。

さて、受賞のニュースとともに、ペンローズをめぐるさまざまな記事が書かれていますが、とりあえず分かりやすくかつ面白かった記事を一つ紹介します。

講談社ブルーバックス 竹内薫氏の『ペンローズのねじれた四次元』のプロローグです。

参考 相対論と量子論の暗黙の了解を覆した「ペンローズ」とは何者かブルーバックス/講談社

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