今日、こんな記事を目にしました。
マスク生活で子どもたちに異変 「笑顔が減った」「反応が薄い」発育の懸念
コロナ禍で「あーん」「もぐもぐ」がわからない子どもたち 保育や家庭でできること
保育の現場で、子どもたちの反応が薄い。どうやら、マスクのせいで先生たちの表情を読み取れないことが背景にあるのではないかといった内容の記事です。
予想通りの事態ですね。このマスクの常態化は、大人にとっても相手の表情が読み取れず苦心するわけですから、とりわけ子供への影響は大きいでしょうね。娘の通う幼稚園では透明のフェイスシールドをつけているようなので、表情がわからないということはなさそうですが、小学生も中学生も、この状態が長く続けば、よからぬ影響が出てくるようで心配になります。
話は少し違いますが、
コロナ問題が起こる前から、風邪でもないのにいつもマスクをつけている生徒がいました。その子曰く「マスクをしていると安心する」・・・自分の表情を隠すことで自分の心をさらけ出すストレスを回避しようとしていたのです。思春期独特の表現だと思いましたが、見知らぬ人の多い電車の中でマスクをしてみるとこの生徒の気持ちがよくわっかたのも事実でした。顔と表情と心は一体のものですから、それに励まされもするしストレスを受けることもある。でも隠してしまうと自分を守れるかもしれないけれど、相手からの関わりも弱くなってしまう。顔を隠すことの重大性はそのあたりにあるのではないでしょうか?