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ファーブルの昆虫記を読んでみよう!

身の回りの虫を観察しよう

夏といえば昆虫です。最近は虫を触ることができない子どもたちが増えているといいます。毛嫌いしていたのでは、観察することもままなりません。森に行かずとも、ベランダの隅で健気に巣を張っているクモや、落ち葉の下のダンゴムシなど、身の回りには小さくともユニークな生き物がたくさんいます。せっかくの夏休み、腰を据えて、昆虫観察などいかがでしょうか。

ファーブル昆虫記を読んでみよう

昆虫といえば『ファーブル昆虫記』。2年前の2017年、フランス文学者の奥本大三郎氏は『ファーブル昆虫記』の完訳を成し遂げました。2005年から刊行が開始されて12年、全20巻を見事完結させたのです。ファーブル昆虫記は小学校の教科書などで誰もが少しは触れたことがあるとしても、全てを読んだという人はよほどの虫好きを除いてそうそういるものではないでしょう。

そもそも本家フランス以外にファーブルの『昆虫記』の完訳が存在する国は日本だけだそうです。しかも奥本氏の完訳は日本で4番目だというのですから、いかに日本人が昆虫好きかがわかります。

今回の完訳が、さらに画期的なのは、奥本氏がフランス文学者であり、しかも筋金入りの「虫屋」だということです。「虫屋」というのは単なる「虫好き」ではありません。そのレベルをはるかに超えてマニアックな領域にまで到達した昆虫愛好家のことです。「虫屋」が訳した『ファーブル昆虫記』、奥本氏の仕事が日本における『ファーブル昆虫記』の決定版となるだろうと評価されている理由はそこにあります。

読んでみたいところですが、少々値が張ります。
完訳でなくても良いのなら、小・中学生にも手が届きやすいところでは、

入門編としてはこれもオススメです。

この夏は、昆虫の本片手に、小さな虫の観察などいかがでしょう?

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