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蒐集するということ

お子様は何をコレクションしていますか?

突然ですが、お子様は何をコレクションしていますか?

小学生の時に切手収集が流行しいました。記念切手の発行日には、学校が終わるとすぐに郵便局に走り、2枚ずつ購入していました。

チェコ共和国の12星座切手

大人のコレクターのようにシート買いはできませんが、郵便局員の方は小さな切手収集家のために、シートの下辺にあるカラーマークや銘版が印字されているところを選んで切り取ってくれました。実際の郵便物に使うことはせず、もっぱら収集です。切手の表面に傷や脂がつかないように先の平たい専用のピンセットでそっとつまみ、グラシン紙がセットされたアルバムに保存する。宇宙とか植物とか各自でテーマを決めて配置にも工夫を凝らし、それはそれは大切に扱ったものでした。素敵な切手を見ると、子供の頃の熱中がよみがえってきます。

ちいさな博物館をつくろう

子どものコレクションですからたかが知れています。しかし子どもにとっては、小さくても充実した博物館にほかなりません。自分と世界をつなぐ接点です。石であれ昆虫であれ、消しゴムであれ、子どもたちは(かつて子どもだった大人も)コレクションから目の前の世界を自分なりに構成していくのではないでしょうか? 

皆さんのお子様は今、何をコレクションしているようですか?
石ころですか? カードですか? ミニカーですか? 外国のコイン? 布の切れ端? ガラスの小瓶? マスキングテープ? 鉄道模型? 蛇の抜け殻? ちびた鉛筆? フィギュア? ルアー?   

なんでそんなもの、などと言わずにそっと眺めていてください。
集めるという行為には、奥深い何か意味があるはずなのですから。
何かを10個集めたらきれいに並べてみましょう。ちいさな自分だけの博物館のできあがりです。

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