ステキな絵本に出会いました。
『なまえのないねこ』(作:竹下文子 絵:町田尚子 小峰書店)といいます。
表紙のキジ猫の表情にまず心をわしづかみにされます。

野良猫ゆえ名前のないキジ猫は、呼び名を持っている猫たちが羨ましくてなりません。名前をもとめ町の中を歩いてゆきます。そしてじんわりとするラストシーン。
この絵本とても良い! 昨年出版されて、多くの賞をすでに獲得しているようです。
第12回MOE絵本屋さん大賞2019第1位
第3回未来屋えほん大賞・大賞
第10回リブロ絵本大賞・大賞
第25回日本絵本賞・受賞
第8回静岡書店大賞〈児童書新作部門〉第2位
猫好きじゃなくても温かな気分になります。