11月無料体験学習受付中!

高進度学習者賞のオブジェをめぐって

小3女の子が、教室に飾ってあるクリスタルのオブジェをじっと見ています。

女の子「せんせーこれはどうすればもらえるの??」

私「自分の学年より3学年上の学習をするともらえるんだよ。」

女の子「わたし…いまどこを勉強してるの⁉️」

私「D教材にはいったところ。つまり4年生の最初。自分の学年の半年先まで進んでるね!すごいね!」

教室の中で交わす私と女の子の会話です。公文の生徒ならみんな憧れるオブジェですが、基準があるので誰でも簡単にもらえるわけではありません。もちろん努力次第で誰でももらえるものでもあります。女の子の「今どこを勉強しているの?」という疑問は、集団の一斉授業では出てこない質問です。それぞれの生徒がそれぞれの能力に応じてそれぞれの進度で進んでいるからこそ、自分の位置が気になるのです。しかも他人と比べて相対的に自分が遅いか早いかと気にしているのではなく、自分がこれから進むカリキュラムの道程の中で自分がどこを歩いているのかを知りたくなったのです。女の子は、自分の今の位置を知り、その先、自分の未来を想像している顔をしていました。

3学年先の学習をするという目標は高すぎると思われるかもしれませんが、公文においては必ずしも無理な目標ではありません。大切なのは、それぞれの生徒が自分の進度目標をしっかり意識して学習することです。1教科で1日5枚のプリントをこなせば、一ヶ月で150枚、一年で1800枚です。3教科で5,400枚。もちろん途中でつまずくこともあるけれど、これだけの練習=努力をしているってことはすごいことなんです。

さて、小3の女の子ですが、2020年4月末に「F教材の200番」が終わっていたらクリスタルオブジェをもらえました。次のチャンスは2021年3月末でGの200です。がんばろうね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。